IPが「Microsoft Azure」と表示される理由とASN
Microsoft Azureは日本や韓国を含む世界中にデータセンターを持つマイクロソフトのクラウドサービスで、家庭向けの通信回線は販売していないため、IP確認サイトに「Microsoft Azure」と表示された場合は、Azure上のVPN・プロキシやサーバー、ボットを経由して接続していることを意味します。
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Microsoft Azureとはどんなサービスですか?
Microsoft Azureは、マイクロソフトが提供するクラウドコンピューティングサービスで、企業や個人が仮想サーバーやネットワークをAzure上に構築して運用するために使われています。Amazon AWSやGoogleと同じく、一般家庭向けのインターネット回線を販売する通信事業者ではありません。
そのため、IP確認サイトにMicrosoft Azureが表示された場合は、何らかのクラウド上のサービスを経由していると考えられます。
なぜ自分のIPが「Microsoft Azure」と表示されるのですか?
主な理由は次の通りです。市販のVPNやプロキシサービスの出口サーバーがAzure上に構築されている場合。会社や学校がAzure上に構築したネットワークゲートウェイ経由でインターネットに接続させている場合。
さらに、接続元が実際の人のブラウザではなく、Azure上で動くサーバーやボット・自動化ツールである場合にもMicrosoft AzureのIPが表示されます。実際にVPNを使っているかはVPN接続の確認方法で確認できます。
Microsoft AzureのASNは何番ですか?
DB-IPのASNデータ(2026年9月時点)によると、Microsoft AzureにはAS8075とAS8068の2つのASNが確認されています。接続するAzureのリージョンやサービスによって、どちらが表示されるかが異なります。ASNの仕組みはASNとは何かで解説しています。
なお、Azureが一般向けに公開している公開DNSサーバーの番号はこの記事の作成時点(2026年9月)で確認できていないため、ここには記載していません。
ipnow.krでAzure経由かどうかを確認するには?
ipnow.krのトップページを開き、通信事業者(ISP)欄に「Microsoft」やASN欄に「AS8075」「AS8068」と表示されていれば、VPN・プロキシ・クラウド上のサーバーなどを経由している可能性が高いです。
表示される位置情報もAzureのデータセンターの所在地を反映するため、実際にいる場所と大きくずれることがあります。理由はIPの位置情報がずれる理由で解説しています。
| 項目 | 値 | 出典 |
|---|---|---|
| ASN | AS8075, AS8068 | DB-IP ASN Lite (2026-09) · 2026-09 |
よくある質問
Azureと表示されるのは危険なサインですか?
それ自体は危険ではありません。VPNやクラウド上のサービスを経由している、あるいは接続元がボット・サーバーである可能性を示しているだけです。
Azureの公開DNSサーバーの番号は?
この記事の作成時点(2026年9月)で一般向けに確認できている公開DNSサーバー番号はありません。
なぜASNが2つ表示されることがあるのですか?
Azureは複数のリージョンとネットワークブロックを運用しており、接続するリージョンによってAS8075とAS8068のどちらが表示されるかが変わるためです。
CGNATとAzureの表示は関係ありますか?
直接の関係はありませんが、どちらも実際に使っている回線と異なるIPが見える現象です。CGNATについてはCGNATとは何かで解説しています。